プラ大工のよれよれ模型道

アクセスカウンタ

zoom RSS あれこれ細かいネタで

<<   作成日時 : 2015/12/16 21:06   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

まあ、こだわりポイントの続き、ちゅうかウケ狙いも含めた細かいネタのあれこれ・・・

先ずは、天守登閣門まわり。
大坂城天守の正式な登閣門は、1回東南の付櫓にあったとされています。ただ色々な復元案も、門回りは割とあっさりした構えになっているので、ちょっと派手目に設えてみました。だって、大坂城天守の正式な門なんですから。
画像
登閣門。黒漆塗りの両扉には金色輝く五七桐。その上には竜虎を彫った蛙股。
画像

門上は軒唐破風。主殿建築の車寄のイメージかな。天守を見上げて、何となくそれっぽいでしょ?
画像

詰の丸から天守に上がる石段から、潜り門越しに登閣門をのぞむショット。ちょっと奥行きが感じられて面白いアングル。

続いては2層目大入母屋の西面妻側の出窓
画像


大坂冬の陣図屏風に、特徴的な構造物として描かれていて、まさにこの天守のアイキャッチ的な存在。最近注目されているオーストリア、エッゲンベルク城の豊臣期大坂図屏風の天守も、天守全体は冬の陣図屏風と直接関係あるとは思えないイマイチな描き方ながら、大入母屋に唐破風がセットで描かれていて、それだけに。実際、大坂城天守にはこのような唐破風出窓があったのだろうと思われます。
画像

出窓部のアップ。唐破風下にはこれまた彫り物入りの蛙股。鳳凰と五七桐・・・ん〜、鳳凰というより南米かどこかの派手な鳥みたい・・・
この出窓の部分、冬の陣図屏風でもあれだけ印象的な描き方をされているので、色使いも周りの壁と変えて、ちょっと渋めの赤壁を想定してみました。全体のトーンに合わせて、ライトグレイにワインレッドを少々混ぜた渋めの色味。
 出窓の奥は何か特別な用途の部屋?、とか考えさせられますね。向きは西向き。眼下には、視界をさえぎるような大きな建物もなく、開発途中の大坂城下や、その先には大坂湾のオーションビューが臨めたのでしょう。ここはその眺望を楽しむために、という想定で・・・
画像

窓が開きます。ふふふ、
で、その奥には・・・
画像
金碧障壁画に飾られたお座敷 前回、最後のカットでちらっとお見せした謎のパーツ、実はこの出窓の奥にセットするものでした。
画像
画像

中を覗くとこんな感じ。
画像

実物は手のひらに乗っかる大きさ。
画像
3面を並べると・・・ 永徳の大画様式をマネてフリーハンドでちょこちょこっと描いてみました。中央は松の大木、左に桜、右に秋の野草とその横にさりげなく橘。プラ板に両面テープを貼り付け、その上に金箔を重ねてティッシュでそっと押さえながらなじませると、金箔貼り付けの下地が出来上がり。そこにプラカラー、細筆で描いてます。もう少し丁寧に描いたら良かったかな、とも思いますが、まあ、半分遊びでやってるのでご容赦を。
 実際の大坂城天守の内部は、居住空間として機能していた安土城天主と異なり、大体はでっかい物置みたいな用途だったようです。それでも、城内で最高の眺望を楽しめる高層建築ですから、部分的にはこういう部屋があってもよいかな・・・とか思って。岡山城天守にも床、違い棚といった設えの部屋がありましたよね。
 まあ、こういう遊びっぽい要素もあるからスクラッチは楽しいわけで・・・
 遊びといえば・・・この座敷の画題、左に桜、右に橘を描きました。桜と橘といえば左近桜、右近橘ですが、臣下の視点で見る場合、右に桜、左に橘となります(雛飾りなどもそうですよね)。まあ、秀吉がこの座敷でどちら向きに座したかによりますが、もし出窓を背に座るとしたら、この画像のように左に桜、右に橘となり、それは正に帝の視点・・・  秀吉のかくれた野望が秘められたこの部屋、絶対他の人には見せられない部屋だった、という架空ストーリーを絡めてみました、ははは。

 ということで今回はここまで。次回は最後のこだわりポイント、外壁とか石垣とか・・・

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
細部までのこだわりが凄まじいですねぇ(*´∇`*)
ツジモリ一七式
2015/12/17 17:02
ツジモリ一七式さま
こだわりっちゅうか、細かいネタにばかり気が向いて、大局的な計画性のぜんぜんない普請でした、我ながら。9年間、ちんたらしていたツケが、最後の1、2ヶ月にまわってきて、文字通り「よれよれ」です、とほほ。
プラ大工
2015/12/18 20:13

コメントする help

ニックネーム
本 文
あれこれ細かいネタで プラ大工のよれよれ模型道/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる