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zoom RSS よれよれ模型道 フェラーリ312T2スクラッチ遍歴 その1「ことの始まり」

<<   作成日時 : 2008/02/03 21:31   >>

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しばらくは、車ネタにお付き合いいただきます。
天守普請の方はどうなった、って?やっておりますよ、相変わらずちまちまと。と言うか、当分、すでにお見せした鬼瓦やらへの金箔貼りや懸魚つくりが続きそうで、ま、要するに新規
ネタがない、ということなんです。はあ〜

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10年以上前から、大事にとってある、一戸氏の作品が掲載されている模型雑誌です。
どれも私にとって大切な宝モン。
それまで、プラモをちょこちょこと作る程度、それも特撮メカとかガンプラとかの、好きなものだけを作るだけの私に、あらためて車の模型のすばらしさを教えてくれたのが一戸さんの作品だったんですな。

中年にさしかかる頃になって、これらの作品を遥か頂きに仰ぎながら、絶対そこまでたどり着けないと知りつつ私は幾多のキットを作るようになりました。タミヤ1/12スケールのロータス78、タイレルP34、そしてフェラーリ312T・・・

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ロータス78。キットのストレート組み。まったく何の細工もしておりません。できる技もありませんでした。クリアでコートすることすら知らなかったんですから。
なんせ、それまでは、もっぱらツヤ消し仕上げのMS(おわかりですな)をちょこっと、それもゼータばかりやっておったもんですから・・・ほほほ
タミヤのキットは、そりゃもう、当時から素晴らしいクオリティでしたが、ただ、デカールだけは、コートもなにもしなかったら、やがて経年変化で、悲しくもチリチリに・・・ なので、このロータス、デカールだけは後年、綺麗に落として、あらためてSTUDIO27から出ていた高品質のデカールに貼り替えてます。色も、タミヤのはストライプが黄色でしたが、こちらのはより実車に忠実なクリーム色。

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タイレルP34、これもまったくのストレート組み。ここでは、エアブラシというものに初挑戦。またデカールの上からクリアを吹いて、最後に磨き、ってことも初めて試みました。
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吸気口のメッシュを自作してみたり、妙な欲がちらちら出始めておりますなあ・・・うぷぷ

どれも70年代中頃以降のF1マシンですねえ。
70年代中頃といえば私は中学〜高校生。当時の限られた情報源の中で、これら個性豊かなマシンとそれを駆るF1レーサーに夢中になっておりました。そのあたりの事情は、おそらくほとんど同年代の一戸氏がカーモデルマニュアル最新号の中で語っておられるのと同じですな。もっとも、あの1976年、京都の貧乏高校生だった私は、FISCOまで行ってホンモノのF1を見ることはかないませんでしたが・・・
ただ、その頃は、車のプラモデルを作るというところまでは行っていませんでした。好きな車の写真を雑誌などからスクラップして飽かず眺めながら、それが模型という楽しさにつながるということがなかった。いや、プラモ自体は好きだったんですが、どっちかというと特撮メカの方に興味が行っておりまして・・・ MATアロー1号やら、ウルトラホークやら、あ、車モンもあった。ポインター、そしてSPV(Spectrum Pursuit Vehicle)・・・ははは
しかも、F1そのものへの興味も、70年代の終焉とともに、一旦失せてしまった。
ラウダや、彼とタメをはっていたキラ星のようなレーサー達がサーキットから去って行くと共に・・・ とりわけ78年のペテルソンの死、そして79年のラウダの一旦の引退・・・つらかった。
なので私のリアルタイムでのF1体験は、ここで一旦途切れていて、次世代のジルについては、実体験として熱くなったことがないんですよ。
私の模型年表において70年代後半はF1を体験することもなく過ぎ去ってしまい、時は80年代、あれよあれよと地球連邦軍とジオン公国が戦火を交える怒涛の宇宙世紀へ突入してしまうのでした・・・へへへ

さてさて、そんな私もそろそろええ年という80年代後半から90年代初頭。世は第2次、しかも空前のF1ブーム。この頃になって、一戸氏を初めとするスゴ腕モデラーさんの作例が多くの模型雑誌に掲載されるようになり、また私自身ある程度、自分の趣味に時間と若干の費用を注げるようになって、ようやく車のプラモに気持ちが向いたんです。

さて、先の2台に先がけ、初めて手がけたスケールキット、それがフェラーリ312Tでした。
はじめて触れるカーキット。それもオドロキのタミヤ・クオリティ。感動しました。

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これが、その部分写真。デカールなんてチリチリ、黄ばんでますなあ・・・  おいおい、カウルの前の方はどうした?全体像はどうなっとる、って? お見せしようにも、無理なんですな、これが・・・ははは  ま、そのあたりの経緯はそのうちお話しするとして、とにかくこれらのキットを、自分の技量の稚拙さにほとほと情けなくなりながら、組みなおしたり、貼りなおしたり、塗りなおしたりの連続・・・ けど、そうやってようやく仕上げた車たちを眺めても決して心が満たされることはありませんでしたな。なぜか・・・それは、どれも本当に自分が作りたい車やなかったから。
自分にとって唯一、絶対の、それができればもう模型作りから足を洗ってもええとまで思っていた車。
それが76年型フェラーリ312T2だったんです。
30年以上も前、それこそ初めてF1というものに夢中になった頃、中でもそれだけ異次元から舞い降りたかのような美しさをたたえていた車。
あまた手がけたすべてのキットは、いつかこの車を完璧に作るための練習でしかなかったんですな。もったいない話ですが・・・

実はずっと前から淡い期待があったんですよ・・・それこそ、タミヤが1/12スケールで312Tをリリースしだした頃から。(つまり1976年ね) ひょっとしたらタミヤが1/12スケールで、次は312T2を商品化してくれるのやないかと・・・  けど、312Tが出て、次はいきなり312T4、で、違うスケールで312T3も出たのに・・・結局312T2は出ませんでした・・・
10年以上、待ったけど・・・出ませんでした。

そして、とうとう出会ったのです。プロター製の312T2。
しかし、これがまた「これしかないんやから我慢せえ」とでも言うかのようなヒドイ代物・・・1万数千円もしたこのプロター製312T2の中身に悲嘆の涙を流しながら、私は決心しましたよ。
「さよか・・・そやったら・・・自分で作るしかない!」
カーキットを作り始めて間もないのに・・・アホが思いつめると、手に負えん、ということですなあ。

こうして私の生涯最初のカーモデルのスクラッチは、プロター製312T2の徹底改修という形で始まったんです。ということで次回は「涙のプロター製312T2スクラッチ」



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